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EV/EV充電器 お役立ちコラム

BYDの電気自動車(EV)「ATTO 3」に適した自宅(家庭)用充電器とは?

更新日:3月21日

BYD「ATTO 3」は2023年1月31日より日本国内での販売が開始されています。

2022年に世界における電気自動車(EV・PHEV・FCV)販売台数No.1メーカーとなったBYD。

本社を中国の深センに置く1995年創業の企業です。


そんなBYDが日本進出し、販売を開始したのがこのe-SUV「ATTO 3」です!

BYDのEVは「ATTO 3」の他に、コンパクトタイプの「DORPHIN」、セダンタイプの「SEAL」の発売が2023年内で予定されています!

BYD ATTO3

この記事ではATTO 3の価格や航続距離から、自宅(家庭)用EV充電器の必要性、ATTO 3に適した充電器まで、幅広くご紹介いたします!


 

目次

 

BYD「ATTO 3」の概要!

価格はいくらぐらい?

ATTO 3の価格は、¥4,400,000(税込)~となっています!

国の補助金「令和4年度補正 CEV補助金」の対象車となっており、

補助金を利用すると65万円オトクに、¥3,750,000(税込)~ ※にて購入することができます!

※一般社団法人「次世代自動車振興センター」より、記事執筆時点情報


航続距離はどのくらい?

ATTO 3の航続距離は、470km (WLTCモード)です!

470kmは、日産リーフe+(60kWh)の航続距離450kmを上回り、日産アリアの470kmと同等の距離となります!

日産リーフe+(60kWh)が¥5,253,600(税込)~、日産アリアが¥5,390,000(税込)~であることを踏まえると、

比較的お求めやすく、航続距離が長いEVであることがわかりますね!


内装はどんな感じ?

特筆すべきポイントとして、開放感のあるパノラマルーフの標準搭載が挙げられます!

他のクルマではオプション装備となる事が圧倒的に多いため、標準搭載は嬉しいポイントですね!


その他、物理スイッチを残すことで、現行車からの乗換を容易にしたり、

運転中であっても視認性を損なわないモニターが搭載されています!



充電口はどこ?

ATTO 3の充電口は車体前方右側にあります!

急速充電口と普通充電口が横並びで設置されているイメージとなります!


充電時間はどのくらい?

充電の方法は大別して「急速充電」と「普通充電」があります。ATTO 3の充電時間は、

・急速充電(90kW):約30分 ※1

・普通充電(6kW):約10時間 ※2

が目安となります!

※1 残量30%から80%までの充電時間

※2 残量が無い状態からフル充電までの充電時間

急速充電と普通充電の時間差を比べると、急速充電の方が圧倒的なメリットがあるように見えますよね!

実際に近年では高速道路やディーラー店舗 等、急速充電設備を街中で見かける機会も増えてきたのではないかと筆者自身感じています。

EVオーナーの皆様の中には、充電は外出先だけでという方も少なく無いのではないかと思います。


しかし!筆者は自宅に普通充電器を設置する事を強くオススメ致します!

それは一体なぜなのか?

充電に関する基本の内容とあわせて次項よりご紹介していきます!


EV EV充電器問い合わせ
 

自宅(家庭)にEV充電器は必要?


結論!利便性とバッテリーの寿命を考えると非常に重要です!

勿論、高速道路上やディーラー店舗 等に設置されている充電器を利用して、EVを利用する事は可能です。

しかし、ご自宅にEV充電器を導入することで、大きく分けて2つのメリットが得られるのです!

  • 充電そのものを手軽に実施できるようになる

  • バッテリーの劣化速度を緩やかにすることができる

それでは、メリットについて詳しく見ていきましょう!

 

まずは、充電器の違いから!

EV充電器は大きく分けて急速充電器と普通充電器の2種類があります!

代表設置場所は是非おさえておきたいポイントで、

急速充電器は高速道路 等の短時間で大幅な充電を必要とする場所、

普通充電器は戸建やマンション 等の充電に長時間を要しても良い場所に設置されています!


ATTO 3の充電時間の箇所でも書きましたが、充電速度だけを見ると、

急速充電の方が優れているように見えるかもしれません。


しかし図中にも記載した通り、急速充電は一気に充電を進めるために、

普通充電に比べバッテリーに対する負荷が大きくなります!

バッテリーの劣化はEVの航続距離に大きな影響を及ぼすため、

外出先で充電がピンチになった時以外は、原則普通充電でEVを利用することが圧倒的にオススメです!


1度の充電での走行距離が短くなるということは、充電の頻度も必然的に増える事となります。

PHEVであれば充電が無くなってもガソリンで走行することが可能ですが、

EVの場合は、外出先で充電が無くなり走行不可となるリスクに直結しますよね!


自宅のEV充電器でEVの利便性がグッと上がります!


外出先で充電をする事を踏まえると、急速充電器は従来のガソリンスタンドに近しいものと捉えられるでしょう。

誰しも一度は「ガソリンスタンドが自宅にあったらな」と考えた事があるのではないでしょうか!

この思いを実現することが出来るのが自宅(家庭)用EV充電器なんです!


前述の通り、確かに普通充電器は満充電まで約10時間以上を要します。

一方で、例えばBYDのATTO 3では航続距離が470kmとなっており、毎日満充電から充電が無くなるまでEVを使用するという事はどちらかと言えばレアケースではないでしょうか?

帰宅後に自宅のEV充電器を使って、当日使用した分を充電する。

そうすれば翌日はEVの充電残量を気にしなくてよくなるでしょう!


また、外出先や経路内に急速充電器があったとしても、

設置が進んでいるとはいえ台数は限られ、希望するタイミングで他の方が使用している等の可能性は大いにあります。

自宅にEV充電器を設置することがEVを安心かつ快適に使用するためには不可欠と言えます!

 

自宅(家庭)用のEV充電器はどのように選べば良い?


ズバリ、次の2つのポイントから自宅に設置する充電器を選ぶことをオススメいたします!

  • 自宅の駐車環境

  • EVの使用頻度や使い方

それぞれ詳しく見ていきましょう!


ポイント① 自宅の駐車環境!

自宅用EV充電器には大きく分けて、スタンド設置と壁面設置の2タイプがあります!

こちらの表をご覧ください!

設置費用を見ると壁面設置タイプに手が出やすくなってしまいますが、

EV特有の理由から、自由度の高いスタンド設置タイプを是非ご検討頂きたいのです!


そのEV特有の理由とは、EVによって充電口の位置が大きく異なる事です!

こちらの画像をご覧頂くと一目瞭然かと思います!

もし、壁面から近い位置に充電口が来るようなEV、駐車環境であれば、

もちろん壁面設置タイプでも問題ないですが、必ずしもそうとは限らないでしょう。

必ず、設置前に駐車環境を確認し、最適な設置タイプを選ぶことが重要です!


ポイント② EVの使用頻度や使い方!

前述の通り、自宅用のEV充電器の出力は大きく分けて、3kW/6kWの種類があります!

3kW/6kWそれぞれ、どんな方にオススメかをまとめてみました!

日常的な走行距離が短かったり、使用頻度が少なければ、3kWの充電器でも十分とは言えます。

しかし、急な長距離外出等により一気に大きくEVの電力を消費した際には、

その分充電時間も長くかかってしまいます。

EVの用途が限定されないのであれば可能な範囲で高出力のEV充電器を設置することがオススメです!

 

その他、はじめてEV充電器を設置する時におさえておくべきポイントや、

安価なコンセントタイプではなくケーブル付属タイプの充電器をオススメする理由は、

コチラの記事でも紹介しています!

是非あわせて読んでみてくださいね!

 

ATTO 3にオススメの自宅用充電器は?


ATTO 3のバッテリー容量は58.56kWhとなっており、各種EVの中でも容量が大きい部類に属します!

バッテリー容量が大きいという事は、充電残量が少なくなった際に、満充電まで時間を要するということ。

つまりなるべく早く充電ができる高出力な普通充電器がオススメということになります!


ここまでご紹介してきた、EV充電器の選び方とあわせて考えると、ATTO3にオススメの充電器は、

Wallbox「Pulsar Plus」となります!

Pulsar Plusは最大6.0kWまで出力を調整することができ、

スマートフォンから充電スケジュールや盗電対策のロックを実施できるEV充電器です!

世界112ヵ国で実績があるEV充電器で、この春に日本初上陸となりました!

壁面設置は勿論の事、別売のポールを利用する事で画像のようにスタンドタイプとしての設置も可能です!

Pulsar Plusについては、コチラの記事で詳しく解説しておりますので、是非ご覧下さい!


また、国内初の設置工事を当社で実施させて頂きました!

導入事例としてコチラの記事でご紹介しております!

 

EV充電器設置工事を任せるなら!


充電器設置については、クルマの車種や駐車場の場所、建物の形によって、設置出来る充電器が異なりますので、是非、弊社までご相談下さい。お客様に最適な住宅設備をご提案させて頂きます。


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