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EV/EV充電器 お役立ちコラム

三菱のPHEV「アウトランダー PHEV」に適した自宅(家庭)用EV充電器とは?

更新日:3月21日

アウトランダー PHEVは2013年にトヨタ プリウスPHVに次ぐ量産プラグインハイブリッドとして登場しました。

スペックは、バッテリーは20kWh・航続距離は83km(P・Gグレードは83km,WLTCモード)となっています。

三菱 アウトランダーPHEV

バッテリー駆動のみの純粋なEV車(以下、BEV車)と比べると航続距離が短くなっていますが、

日々の通勤やお買い物といったチョイ乗りぐらいであれば、ガソリンをほとんど使用せず走行することができます。


BEV車の場合はバッテリーが無くなれば走行不可となってしまうため、

残量を意識しながら運転する必要があります。

一方で、アウトランダー PHEVはガソリンでの走行も可能ではあります。

しかし電気の方が走行コストが低くなることが知られているため、おすすめです。


BEV車と比べバッテリー駆動による航続距離が短い分、充電も短時間で済むようになっているため、

街中の数少ない急速充電器を探すよりもご家庭で充電することを非常におすすめします。


この記事ではアウトランダー PHEVのご紹介とオススメの家庭用充電器について詳しく解説していきます。


【目次】

1. 三菱「アウトランダー PHEV」について


2. アウトランダー PHEVと家庭用EV充電器



 

三菱「アウトランダー PHEV」の概要

アウトランダー PHEVは特徴として、独自の新世代PHEVシステム、あらゆる天候や路面状況で安全・安心・快適な走行、力強く存在感のあるエクステリアと上質で先進的なインテリアが挙げられます。

同じく三菱社の「エクリプスクロス PHEV」との違いとして、アウトランダー PHEVは7人乗りを選択することが出来る点です。(エクリプスクロス PHEVは全モデル5人乗り)また、運転席まわりの液晶ディスプレイも12.3インチと一回り大きいものが標準装備されています。(エクリプスクロス PHEVは8インチディスプレイを搭載)

また、路面状態や走行状況、ドライバーの気分に合わせて7つのドライブモードを切り替えることができ、

手になじむ大型のダイヤルを回すことで直感的にモードの選択が可能となっています。


気になるアウトランダー の価格

アウトランダー PHEVのメーカー小売価格は、

Mグレード:4,621,100円・Gグレード(定員5名):4,959,900円・

Gグレード(定員7名):5,051,200円・Pグレード:5,485,700円(税込)となっています。


【Mグレード】

運転支援技術と予防安全技術を備えたベーシックなモデルです。

定員は5名となっています。

【Gグレード】

20インチホイールやコネクティッド機能等の充実装備が備わっているモデルです。

5人乗りと7人乗りを選択することが出来ます。

【Pグレード】

Gグレードのコンテンツに加え、上質な内外装とBOSEプレミアムサウンドシステム等を、

標準装備した最上位モデルです。

定員は7人となっています。

 

街乗りなら十分?アウトランダー PHEVの航続距離は?

気になる、アウトランダー PHEVの航続距離は87km(P・Gグレードは83km,WLTCモード)になります。

日々の通勤やお買い物といったチョイ乗り用途では十分な距離であり、街乗り用としてピッタリと言えるでしょう。


また、バッテリー容量をコントロールできる4つのモードを搭載しています。

■NORMALモード

自動制御によりバッテリー電力・エンジン発電電力をバランスよく使用

■EVプライオリティモード

バッテリー電力を優先して走行

■バッテリーセーブモード

バッテリー残量を維持するようにエンジンを調節しながら走行

■バッテリーチャージモード

走行中・停車中を問わず、エンジン発電で駆動用バッテリーを充電


加えて状況に応じて自動的に切り替わる走行モードを搭載しており、

PHEVならではのバッテリー走行とエンジン走行の効率良い切り替えを実現しています。

 

アウトランダー PHEVの充電口はどこ?

アウトランダー PHEVの充電口は車体の後方右にあります。


左が普通充電口、右が急速充電口になっています。


また、ガソリンの給油口は車体の後方左にあります。

 

アウトランダー PHEVに家庭用EV充電器は必要?

前述のとおり、アウトランダー PHEVの航続距離は87km(P・Gグレードは83km,WLTCモード)となっており、

同じく三菱の「ekクロス EV」の航続距離が180km(WLTCモード)であることを踏まえると、

出来るだけバッテリー駆動で運転をしたい方にとっては少し多めの頻度で充電しなければならないことになります。


一方で、地域によってはEV充電器自体の設置場所がまだ少なく、目的地にEV充電器設置されていないことが多いことや、設置されていても他の人が使っていて使えない場合などがあることを考えると、あまり現実的ではありません。


アウトランダー PHEVは普通充電(AC200V/15A)で約7.5時間で満充電でき、タイマー充電機能もついています。


 現在のインフラの状況を考えると、走行を終える度に自宅で充電ができ、電気切れの不安を持たずに済むため、

ご家庭にEV充電器を設置することを強くオススメします。

 

住宅によって選び方が異なるEV充電器

自宅用EV充電器設置といっても、自宅の形状によって設置方法が異なるので注意が必要です。


充電機器は大きく分けて「スタンドタイプ」「壁面取付タイプ」があります。



「スタンドタイプ」

充電位置と建物が離れている場合におすすめタイプになります。

スタンドタイプ

「壁面タイプ」  

充電位置と建物が近い場合に設置をおススメ致します。

壁面タイプ

充電器のタイプを選ぶには、EVの充電口の位置・駐車の向き・自宅の駐車場の状況を考慮してタイプを選択する必要があります。

 

家庭用EV充電器の選び方

EV充電器のタイプがわかったところで、そもそもEV充電器にはどんなメーカーがあるのでしょうか。


EV充電器の代表的なメーカーは「パナソニック」と「日東工業」です。


パナソニック製品の特長

幅広い商品ラインナップになっており、コンセント型充電器から充電ケーブルが付属している機など、ご利用シーンに合わせた最適な商品がお選び頂けます。


日東工業製品の特長

pit-2Gという通信型の普通充電器があり、電気代が安い時間帯を優先し、ランニングコストを削減し、イニシャルコストも抑える機能も搭載されている製品です。


(通信モデルの場合、4G通信を使用しているため別途契約が必要となります)


なお、V2Hという商品も取り扱っています。







コンセント型

普通充電器

充電ケーブル付属

普通充電器

V2H​

 

アウトランダー PHEVにオススメのEV充電器は?

車の購入時は、充電ケーブルが付属されていますが、自宅で充電する際は、充電器側に充電ケーブルが付いている商品がオススメです。


筆者がアウトランダー PHEVにおすすめするEV充電器はパナソニックDNH326ELSEEV hekia sMode3 6kw(充電ケーブル搭載)です。

パナソニックDNH326ELSEEV hekia sMode3 6kw(充電ケーブル搭載)

アウトランダー PHEVは、代表的なEV車と違って充電口が後方右に設置されています。


車の充電口の場所を知らずにEV充電器を設置してしまうと、充電ケーブルの長さが足りなかったりして、今まで後ろ向きに駐車していたのに、充電ケーブルが届かないから前向き駐車になってしまったなどのケースがあります。


パナソニックDNH326ELSEEV hekiaは自宅の壁面に設置しても充電器のサイズで小さくデザイン性もある充電ケーブル付属の充電器だからです。また、オプションにてスタンドタイプにも変更が可能です。


最近は新築マンションなどにも採用されており、おしゃれなマンションなどでもデザイン性を損なわず、充電能力も優れているなどの理由で採用をされています。

 

EV充電器設置を任せるなら

充電器設置については、クルマの車種や駐車場の場所、建物の形によって、設置出来る充電器が異なりますので、是非、弊社までご相談下さい。お客様に最適な住宅設備をご提案させて頂きます。





 

まとめ

アウトランダー PHEVはBEV車と違いバッテリー切れの際はガソリンで走行可能な点が、安心に繋がると考えられます。


ここからEVの普及が一気に加速していく中で、日本のEV充電のインフラはまだまだ追いついていません。


そうした中でご家庭のEV充電器の重要性は高まっていきます。


EV充電器の設置はクルマと住宅の両方熟知している必要性があるからこそ、EV充電器の設置はIDMにぜひおまかせくださいませ。

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