3月21日

【2024年最新】EV充電とガソリンどっちが安い?電費を基に徹底解説!

EV検討者・EVユーザーの方はこんな意見を聞いたことはありませんか?

「EVの充電費用はガソリン給油より安い!」

果たしてこれは本当でしょうか?

皆様と同じように疑問に感じた筆者が、調査した結果をご紹介いたします!


目次

  • EVは「燃費」ではなく「電費」!

  • 1,000km走行する費用を試算してみました!

  • 自宅充電(普通充電)と急速充電の費用比較

  • まとめ

本記事は2024年3月時点に入手可能な情報に基づいて試算・作成しております。

なお、試算には概算の要素を含みます事をご容赦くださいませ。


EVは「燃費」ではなく「電費」!

燃費(km/L)はガソリン1Lあたり何km走行できるかですね。ガソリンの代わりに電気を使用して走るEVでは、電力1kWhあたり何km走行できるかの指標である「電費(km/kWh)」を使用します!

例えば、日産リーフ(40kWh)の場合、航続距離(WLTCモード)は322kmであるため、電費は約8.1km/kWhと計算できます!


1,000km走行する費用を試算してみました!

前項で日産リーフの電費を計算してみましたが、リーフと似たサイズのハイブリッド車である日産ノートと、1,000km走行するために必要な金額を試算してみましたのでご紹介します!

あくまで諸元表に基づいた算出であるため、実走行では異なる結果が出ると思われます。

しかし約2倍の金額差が算出された事には筆者自身非常に驚きました!

冒頭の「EVの充電費用はガソリン給油より安い!」が嘘でない事がわかりますね!


自宅充電(普通充電)と急速充電の費用比較

前項のリーフの充電では、一般家庭におけるいわゆる「自宅充電」を前提として試算をしました。

しかし、これまでガソリン車をガソリンスタンドで給油していた方にとっては、自宅での充電はすぐにイメージ出来ないかもしれません。

ガソリン車におけるガソリンスタンドの立ち位置を代替するものとしては、EVの場合、ディーラー店舗や高速道路に設置されている急速充電器が最も想像しやすいでしょう。

ここで、日産リーフ(40kWh)を例に挙げ、自宅にEV充電設備を設置して行う「自宅充電」と外出先で行う「急速充電」の費用比較をしてみましょう!

急速充電については、e-Mobility Powerのサービス料金(2024年3月15日時点)を参考にさせて頂きました。

充電費用としては普通充電を用いた自宅充電の方が約5,300円安く充電できる試算結果となりました!

急速充電は一般的にに公共のサービスであるため、それぞれ料金や充電出力は異なりますが、同じ電力量の充電でこれだけ大きな金額差が出る事には大変驚きました。

急速充電器の利用には、前表にも記載の通り、充電時間が短くて済むという大きなメリットがあります。一方で、その出力故にバッテリーに急激に大きな負荷がかかり、バッテリーの劣化を招きやすいというデメリットがある事も事実です。


まとめ

本記事での試算では、自宅充電によってEVをよりオトクに運用できることがわかりました。

ご自宅に設置したEV充電器による「自宅充電」をベースとして、長距離の走行を伴う出張や旅行があった際には適宜、急速充電器を利用するといった運用が最適のように思えます!

ご自宅にEV充電器を設置しての「自宅充電」に興味を持たれた方や、日産リーフ以外のEVでは充電費用がどのくらいになるのか気になる方!

是非一度、EVエコホームにご相談ください!